京都大学 Kyoto University

福井謙一記念研究センターFUKUI INSTITUTE FOR FUNDAMENTAL CHEMISTRY

第18回京都大学福井謙一記念研究センターシンポジウム(2023.2.10(金))

開催日
令和5(2023)年2月10日(金)
場所
京都大学福井謙一記念研究センター 3階 大会議室
対象
大学、研究所、企業などにおいて研究開発に携わっておられる方
プログラム
ポスターセッション要領
お申し込み / Application
締め切り 2023年1月27日()
Deadline Jan. 27 (Fri.), 2023
お問い合わせ
ポスターデータ
こちらをクリックするとPDFファイルが表示されます(6.1 MB)。
印刷すればポスターとしてご利用いただけます。

プログラム (PDF) Ver. 2023/2/10

13:00-13:05 開会の辞 佐藤 啓文(福井謙一記念研究センター長)
13:05-14:05 「自動車排ガス浄化三元触媒の貴金属使用節減と貴金属フリー化」 田中 庸裕(京都大学大学院 工学研究科)
14:15-15:15 「蒸気応答性を示す金属錯体ソフトクリスタル」 加藤 昌子(関西学院大学 生命環境学部)
15:25-15:55 「福井謙一奨励賞」表彰式  
16:05-17:55 ポスターセッション

新型コロナウイルス感染対策のため、懇親会は実施いたしません。

ポスターセッション要領

ボードサイズ
横84.5cm×縦175cm(または横90cm×縦210cm)
要旨
なし

ポスターの題目・発表者名・所属などは、当日にプログラムとして参加者全員に配布する予定です。

お申し込み

締め切り 2023年1月27日(金) (参加登録・ポスター発表登録ともに)

定員に達した場合、ご参加・ご発表をお断りさせて頂く場合がございます。

登録フォームにて、以下の項目を記載の上、お申し込み下さい。

お名前

ご所属・職名

ご連絡先住所

お電話番号

メールアドレス

シンポジウムご参加の有無

ポスター発表お申し込みの有無
ポスターお申し込みの際は、発表題目と研究者名(発表者に○印を付けて下さい)を下記の例にならってお知らせ下さい。
例:興味深い分子の反応に関する理論的研究
○福井 花子[1,2]、大阪 一郎[3](京大福井セ[1]、京大院工[2]、阪大院基礎工[3])

Application

Deadline Jan. 27 (Fri.), 2023

Your participation may be refused if the number of applicants exceeds our capacity.

Please register for the symposium through the registration form with the following information.

Your name

Your affiliation

Your business address

Your phone number

Your email address

Whether you join the symposium: (Yes/No)

Whether you present your poster or not: (Yes/No)
If “Yes”, give your poster title and authors.
Example: Theoretical study on reactions of an interesting molecule
○Mary Fukui[1], Jones Kyoto[1,2] (FIFC, Kyoto. Univ.[1], Grad. Sch. of Eng., Kyoto Univ.[2])

お問い合わせ

メール sympo2022@fukui.kyoto-u.ac.jp

事務室
Tel: 075-711-7708

開催報告

去る2023年2月10日に、第18回京都大学福井謙一記念研究センターシンポジウムを開催いたしました。佐藤センター長の「開会の辞」に続き、2名の先生方によるご講演が行われました。

田中先生は「自動車排ガス浄化三元触媒の貴金属使用節減と貴金属フリー化」という題目でご講演をされました。ナノ粒子のサイズが触媒活性に与える影響について、最近の理論研究をご紹介されました。また、金属酸化物Mn-h-YbFeO3は炭化水素やCOの酸化反応によって酸素欠陥を生じる一方で、NOガスの還元反応により再酸化されることを見出し、これを用いることで三元触媒の貴金属減量が可能となることをご説明いただきました。

加藤先生は「蒸気応答性を示す金属錯体ソフトクリスタル」という題目でご講演をされました。機械的な力、蒸気などのわずかな刺激によって構造転移を引き起こす柔らかな結晶についてお話しくださりました。白金錯体やニッケル錯体の集積系を例に、蒸気によって色やスピン状態が変化する現象をご説明いただきました。

また、福井謙一奨励賞(第7回)の受賞者として、京都大学大学院理学研究科の特定研究員でいらっしゃいます砂賀彩光様が選ばれました。受賞題目である「化学における量子電磁力学効果と分子を用いたCP対称性破れの探索」についての受賞講演をされました。

ポスターセッションでは、理論的な研究から実験を用いる研究までの幅広いテーマでのポスター発表が行われました。

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