ソフトマターシミュレーションに必須な粗視化モデルと多階層化技術を駆使して、材料の構造・物性・機能の研究を行っている森田 裕史氏(産総研)を講師として、ソフトマターのマルチスケール・マルチフィジックスに関する基礎講座と、最新の研究成果や研究動向に関する講演を実施する。最後に、森田氏の講演を基に、基礎から応用まで、ソフトマター分野のシミュレーションや理論の研究で活躍中の多様な研究者によるパネルディスカッションを行い、マルチスケール・マルチフィジックスの可能性と限界について議論する。本セミナーでは、参加者としてのメインターゲットであるDC、PD、若手研究者の方に、ソフトマターにおけるマルチスケール・マルチフィジックスの最新の動向を学ぶと共に、多様な研究者による研究議論の楽しさを体感してもらいたい。
A:計算物質科学の幅広い素養
森田 裕史氏 (独)産業技術総合研究所 多階層ソフトマテリアル解析手法開発チーム 研究チーム長
メイン会場(配信元) 東北大学青葉山キャンパス 物理学教室
サブ会場(受講可能場所)東北大学片平キャンパス 金属材料研究所
東大(物性研)、阪大(豊中)、 (その他、今後調整)
平成29年3月27日(月) 10:30-16:30
10:30-12:00 基礎編講座(配信予定:希望拠点のみ)
液体-固体の相変態や界面に関わるマルチスケール・マルチフィジックス
12:00-13:30 休憩
13:30-15:00 基調講演(配信予定)
森田氏による最新の研究成果と研究動向の紹介
15:00-15:15 休憩
15:15-16:45 パネルディスカッション(配信予定)
「マルチスケール・マルチフィジックスの可能性と限界を探る」司会:森田 裕史氏
パネラー(敬称略 あいうえお順)
・大久保 毅(東大 物性研)
・川勝 年洋(東北大 理学研究科)
・佐々木 裕(東亜合成)
・村島 隆浩(東北大 理学研究科)
・義永 那津人(東北大 WPI-AIMR & 産総研 MathAM-OIL)
川勝 年洋(東北大 理学研究科 PCOMS IPD委員長)
寺田 弥生(東北大 金研 PCoMS コーディネーター)
PCoMS東北大
ポスト「京」萌芽的課題 「基礎科学のフロンティア – 極限への挑戦」