「京」のような超大規模並列計算機の上で効率的に実行できる粒子系シミュレーションソフトウェアを容易に開発するためのアプリケーション開発プラットフォームであるFDPS(Framework for Developing Particle Simulator)の開発メンバーを講師に迎え、FDPSの原理や大規模計算を学び、FDPSの初級に関するレクチャーと実習を行い、大規模計算に利用可能なFDPSを体験する。
B:HPC技術
理化学研究所計算科学研究機構 粒子系シミュレータ研究チーム
(実習を含むため、参加者数などによって、メイン会場に最大2名程度招聘)
【メイン会場:配信元】東北大学 片平キャンパス 金属材料研究所 国際教育棟2階セミナー室:10名程度
【同時受講可能会場】 東大(物性研)、阪大(豊中)(その他、今後、調整予定)
平成29年3月1日(水)
13:00-14:15 FDPS の概要
・イントロダクション
・概要説明
・FDPS詳細1-APIと内部構造
・FDPS詳細2-サンプルコード解説
14:15-14:30 ブレーク
14:30-16:00 チュートリアルに基づいた実習
16:00-17:00 個別の議論等
(C++あるいはFortranによる実習とレクチャー)
C++あるいはFortranの基礎知識があるかた。
FDPSをサイト( https://github.com/FDPS/FDPS )から事前にダウンロードの上、実習用のPCを参加者ご自身でご持参ください。
FDPSを使えば、チューニングや並列化の経験がない方でも数万ノードまで性能がスケールする粒子系アプリケーションが開発できます。 本講習会では、FDPS の概要に関する講義の後、チュートリアルにそった実習で、プログラムの作成、コンパイル、実行までを体験していただけます。
2/7迄の希望人数で概要などの説明のベースとなる言語(C++もしくはFortran)を決定いたします。
実習、および講師への質問は、Fortran、C++のどちらの言語でも可能です。
川勝 年洋(東北大 理学研究科 PCOMS IPD委員長)
寺田 弥生(東北大 金研 PCoMS コーディネーター)
PCoMS東北大
ポスト「京」萌芽的課題 「基礎科学のフロンティア – 極限への挑戦」
ポスト「京」重点課題(7)