事業案内

2018年10月4日に福井謙一博士の生誕百年を迎えます。これに際し、「福井謙一生誕百年事業」を行います。 アジア初のノーベル化学賞を1981年に受賞した福井謙一博士は、フロンティア軌道理論(frontier orbital theory)に代表される様々な化学反応理論を提唱してきました。1938年の京都帝国大学工学部入学以降、定年退官される1982年まで一貫して京都大学で化学(特に理論化学・反応理論)についての研究を推進してきました。同時に多くの門下を輩出し、日本の理論化学界に大きな影響を与えてきました。本事業では、福井博士生誕百年にあたる2018年を記念し、三名の著名な先生方のご講演が行われるメモリアルシンポジウム、現福井謙一記念研究センターに関係が深い四名の研究者によるご講演が行われるサテライトシンポジウム、また京都大学総合博物館で企画展示を開催します。
福井謙一記念研究センターFUKUI INSTITUTE FOR FUNDAMENTAL CHEMISTRY