(写真: 読売新聞社提供)

初代所長福井謙一博士は、1998年1月9日、79歳で逝去 されました。福井博士は、1918年奈良に生まれ、1938年に旧制大阪高等学校、 1941年に京都帝国大学工学部工業化学科を卒業され、 1943年京都帝国大学工学部燃料化学科(後の石油化学科)講師、 1945年に同助教授、1951年に教授に就任されました。 1981年には、日本人として初めてノーベル化学賞を受賞されました。 授賞理由は、「化学反応の理論的解明」でした。 1982年に京都大学工学部を定年退官された後、1988年まで 京都工芸繊維大学学長を務められました。 1988年の基礎化学研究所開所とともに初代所長となられ、 1998年1月に亡くなられるまで、その職にありました。 ここで挙げたもの以外でも、様々な要職を務められ、内外の多くの賞を 受けられました。


福井謙一博士略年譜
福井謙一博士著作
福井謙一博士の最後の研究メモ

参考文献:

Last revised on Sep. 08, 2003


福井謙一記念研究センターのトップページへ